ブルース・リーに学ぶ
お正月のお休みモードから、ようやく日常モードに切り替わってきた。
すっかりなまっていた身体も、ようやく目覚めてきたところだ。
先日、生まれて初めてブルース・リー主演の『燃えよドラゴン』を観た。
そしてあの名言は、結構しょっぱなに出てくることを知った。
「Don't think . Feel .」 である。
考えるな、感じろ。
ブルース・リーが修道僧に稽古をつけるシーン。
修道僧のなかなか当たらなかったキックが、自分に当たった時。
何か感じたか?と聞いて、修道僧がうーんと考え始めた瞬間に、頭をベシっと叩いていうセリフ。
内容としては結構激しいアクションの連続で、正直途中で飽きてうとうとしてしまった瞬間もあったので、あまりよく覚えていないのだけど。。。
このセリフだけやはり耳に残った。
実はこれって結構大事なんじゃないかと思う。日常でも。
いろんな人と関わっていく中で自然と自分を抑えることに慣れてしまっているとふと気づく。
それは例えば、ふと直感的に「それ違くない?」と感じることがあっても、
「いやいや待てよ。これを口にしたら場の空気が悪くなるな」と考えて、口には出さないでいる。とか。
直感って本当の自分の声(本音)だったりするのに、それを押し殺して建前で通してしまう。最初は違和感があったはずなのに、続けるとマヒしてしまう。
すると自分でもだんだん本当の自分が分からなくなって、本音が見えづらくなってくる。自分はどんなことがしたいんだっけ?何が好きなんだっけ?
何かを本当に選ばなくてはいけなくなった時に、選べなくなってしまう。
『直感(本音)』を余計な『考え(思考)』が邪魔をして。
これってめちゃくちゃ怖いことだなと思う。
人間関係が崩壊するほど、頑なになる必要はないと思うけど、わたしはできれば正直いたいと思う。
好きなものは好き。やりたくないことはやらない。
そんな人生がいい。