自分に優しく
モノには言い方ってもんがあると思う。
同じモノやコトを伝えるにも、ほんの些細な言い方で、受け取り方やその後の対応が変わるってことは往々にしてあることだ。
接客業をやっていると、それはそれは色んな人に毎日出会う。
不思議と今日はいい人ばっかりだったな〜って日と、なんか感じ悪い人多かったな〜って日があって。
「ちょっと、水」
とか言われるだけで、激しくイラ〜ッと来る日もある。
そんな言い方ないじゃない。
こちらだって人間なのだから。
お客さんってそんなに偉いわけ?
どんどん心がトゲトゲしてささくれていく。
すると、ふとそんな時は自分も他人に対してちょっと意地悪になっていることに気づく。
他人は自分を写す鏡なのよ。
と恩師に言われたことを思い出し、
面白くなくても口角を上げてれば気分が上がるらしい。
と、どこかで聞いたことを思い出す。
みんながほんの少しのことで、ぱちんと張り裂けそうな気持ちの中、今こそまず自分自身と向き合い、まず自分に優しくすることが大切だと感じるこの頃。
自分に優しく。
すなわち他人に優しく。