【心のヨガ】よくばらない
こんにちは、ヨガインストラクターのNatsumiです。
今日は、心のヨガ。
ヨガの哲学について少し綴りたいと思います。
On the mat（マットの上）では、主に呼吸と同調させてアーサナ（ポーズ）を取ったり、瞑想を行います。
Off the mat（日常生活）ではどうでしょう？
ヨガをするというのは、ただ単に体を動かすエクササイズとは少し違います。
ヨガの教え
というと、「ちょっと宗教っぽい」とか「堅苦しい」とか
抵抗のある方もいるかもしれません。
もちろん、約４000年前から語り継がれてるものなので、
そのままを実践しようとすると難しいかもしれませんね。
例えば、
アパリグラハ
これは、人生を豊かにするために、するべきではないとされている教えのひとつ。
アパリグラハ・・・欲張らないこと、自分の身の丈を知ること
たくさんの情報に溢れ、欲しいものが簡単に手入るからこそ、
つい欲張りがちなわたしたち。
本当は、必要なものは必要な時に手にできるものだし、
実はもうすでに持っていたりもする。
次々に沸いてくる欲望に任せて「なにか」をもっともっとと必要以上に欲しがると、
そこには執着心が生まれて、足りなくなることや失うことへの恐れや焦り、
怒りや執着心が生まれてきます。
そういった余計なしがらみを一度、手放してみてください。
ないもの探しはやめて、今あるものに目を向けていく。
本当はいつも満たされていることに気が付いて、
それを独り占めするのではなく、まわりの人にも分け与えることで、
もっと豊かに幸せになれる。
アパリグラハは、それを教えてくれます。
冒頭のようにヨガの教えは、大昔から語り継がれているのに、
わたしは、現代にこそマッチしてる気がするのです。
時を超えても色褪せない教えはまだまだたくさんあります。
徐々にご紹介していきますね。
長々とお付き合い、ありがとうございました！
